はじめに
今回は Unifyform のマスターノードを建てるまでの話です
持っているマスターノードの1つであるSWAMPですが、最近の報酬がイマイチだったりします(汗)、イマイチというか、ほとんど貰えないという現象に、なのでいったん売ってしまい UNFYのマスターノードを建てようと思ったのである
SWAMPからUNFYへ
SWAMPマスターノードに必要な担保が20,000SWAMPで、UNFYも同じく20,000UNFYだった。なので価値が同等であればコスト負担なしでイケるハズで、(2024/03/20 16:00頃の)相場を見てみると
1SWAMP=0.003020USDT で、1UNFY=0.00270153USDTと、UNFYの方が若干安いので、これはちょうど良いと。
ただ、SWAMPからUNFYを一度に交換は出来ないので、SWAMP→USDTへ交換して、USDT→UNFYって流れになる
ちまちま交換してるから、20,000UNFYまでの道のりが長いです
マスターノードを建てる
SWAMPからUNFYへ交換が完了するまで約3日間
いざ、マスターノードを建てよう!
って思い、GitHubでGuideを探してみたが見つからず
仕方なくDiscodeに登録して探しても見つからず
どうやらDashのガイドを見てやるしかない空気
まぁ、UkkeyCoinもDASHベースなので、建て方の流れは一緒であろう
以下に導入の記録を残しておくので参考にしてもらえれば幸い
担保として20,000UNFY
Windowsにqtを入れて、同期も完了させている状態。まず、担保の20,000UNFYを預ける為に、新しいアドレスを1つ用意して、そのアドレスに20,000UNFYを送金しておく
qt から普通に送金することで問題は無い
※DASHのガイドだとこの部分からになります。大変参考になりますね!
トランザクションの確認
qtのコンソールから以下のコマンドを実行する
masternode outputs
そして、レスポンスされたデータは控えていきましょう
"{{collateralHash}}-{{collateralIndex}}"
このような形式で出力されます
BLSの生成
同じくqtから bls generate コマンドを実行する
bls generate
以下のデータがレスポンスされます
{ "secret": "{{masternodeblsprivkey}}", "public": "{{operatorPubKey}}", "scheme": "basic" }
これも控えておきましょう
masternode側のConfig設定
いったん、マスターノードのデーモンを停止して unfy.confを修正。以下私の設定です。
server=1 daemon=1 listen=1 staking=1 logtimestamps=1 shrinkdebuglog=1 txindex=1 rpcuser={{user}} rpcpassword={{pass}} externalip={{masternodeIpAddress}}:1464 masternode=1 masternodeblsprivkey={{masternodeblsprivkey}}
{{masternodeblsprivkey}}の部分は先に実行したbls generate のレスポンスデータ内にある secret の部分ですね
{{masternodeIpAddress}}は稼働させるサーバーのIPアドレス
DASHのガイドを見ると、マスターノードモードで起動すると強制的に txindex=1, peerbloomfilters=1, prune=0 になるみたいです
ProRegTxの準備
ここからが面倒な設定ですね
新にいくつかアドレスを作成する
ownerKeyAddrの作成
qtのコンソールから getnewaddress を実行
getnewaddress
アドレスが1つ生成されます
{{ownerKeyAddr}}
votingKeyAddrの作成 とガイドにはあるのですが、votingKeyAddr は作成しないでOKです。ownerKeyAddr と同じじゃないと、protx register_submit 実行時に bad-protx-key-not-same (code -1) とエラーになってしまいます
DASHのフォーラムに投稿がありました
UNFYのソースでも、こんな感じ
if (!deterministicMNManager->IsDIP3Enforced(pindexPrev->nHeight)) { if (dmn->pdmnState->keyIDOwner != ptx.keyIDVoting) { return state.Invalid(TxValidationResult::TX_BAD_SPECIAL, "bad-protx-key-not-same"); } }
きっとこの条件に引っかかってるんでしょう
payoutAddressの作成
同様にqtのコンソールから getnewaddress を実行
getnewaddress
アドレスが生成されます
{{payoutAddress}}
※payoutAddress には 1UNFYでも良いの送金をしておきます
protx コマンドはちょっと引数が多いです、今まで出力されてきたデータを使います
protx register_prepare {{collateralHash}} {{collateralIndex}} {{ipAndPort}} {{ownerKeyAddr}} {{operatorPubKey}} {{votingKeyAddr}} {{operatorReward}} {{payoutAddress}}
※{{votingKeyAddr}}は先にも記載した通り、{{ownerKeyAddr}}を指定する
成功すると、以下のデータがレスポンスされます
{ "tx": "{{tx}}", "collateralAddress": "{{collateralAddress}}", "signMessage": "{{signMessage}}" }
ProRegTxトランザクションに署名
終盤です
さらにqtから以下のコマンドを実行します
signmessage {{collateralAddress}} {{signMessage}}
そうすると以下のデータがレスポンスされます
{{sig}}
署名されたメッセージの送信
最後にqtから以下のコマンドを実行します
protx register_submit {{tx}} {{sig}}
すると、以下のデータ(トランザクションのハッシュ)がレスポンスされます
fc54bdd38b94a4b13cf4ce1bdf1fbf366056d7205a790c301443f5d964fd2f23
このトランザクションハッシュはEXPLORERから確認できます
https://explorer.unifyroom.com/tx/fc54bdd38b94a4b13cf4ce1bdf1fbf366056d7205a790c301443f5d964fd2f23
これで、完了です
DASHだと、Dash Masternode Tool というアプリケーションがあるので、もっと簡単にセッティング出来るようです
楽しい皮算用
さて、ここからが楽しい楽しい皮算用!
現在のノード数が74ですが、仮に100ノードあったとすると
ブロック間隔が120秒なので、12000秒ごとに90UNFYの報酬が貰えることになる
12000秒は200分、1日に換算すると7回強、90UNFY×7=630UNFY/日になる
そして、1UNFYがいくらかって事ですが、0.0030USDTで計算すると 630UNFY×0.003USDT=1.89USDT
これを、1ドル150円で換算してまうと 283.5円/日 になるのか、結構な金額だ!
VPSの料金は稼げそうだw
欲張って、もう1ノード建てたくなってきますねw
さいごに
今回はUNFYのマスターノードを建てたけど、1点だけ気になるところが残っている
マスターノードで masternode status を確認すると
以下のレスポンスが返される
{ "outpoint": "0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000-4294967295", "service": "[::]:0", "state": "WAITING_FOR_PROTX", "status": "Waiting for ProTx to appear on-chain" }
Waiting ……何かやり忘れたことがあるのか?
一応、報酬は貰えてるし、qt のマスターノード画面からもステータスは有効になっているから良いのかなぁ~
と思いつつ、気になる点が残っております
原因解明したら報告します
では、また
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