「このサイト、どんなSaaS使ってる?」が一目でわかる「SaaSチェッカー」登場!
競合サイトや気になるサービスのWebサイトを見ていて、「どんなSaaSを使っているのだろう?」と気になったことはありませんか?
そんな疑問を一瞬で解消してくれるのが「SaaSチェッカー」。
JavaScript、DOM、Cookie、HTTPヘッダーなどから、Webサイト上に導入されているSaaSを自動で判定してくれるChromeブラウザ拡張機能です。
今すぐ、あなたのブラウザでもその力を体感してみてください。
SaaSチェッカーって何ができるの?
SaaSチェッカーは、Webサイトに読み込まれているSaaSサービスをリアルタイムで検出できます。
国内外の主要なサービスに対応し、すべての処理はローカルで完結するため、安全かつ軽快に動作します。
開発のきっかけと背景
マーケティングや営業の現場では、他社やパートナーが使用しているツールを把握することが非常に重要です。
しかし、既存のツールでは精度が低かったり、国内SaaSに対応していなかったりという課題がありました。
特にWappalyzerのようなツールでは日本独自のCMSやマーケティングツールに弱く、情報収集に限界が。
そこで、「ないなら自分で作ろう」と考え、SaaSチェッカーの開発が始まりました。
(どちらかと言えば、作ってみたかった)
なぜ便利? SaaSチェッカーの5つの特長
- 多角的な検出ロジック:JavaScriptオブジェクト、DOM要素、scriptタグ、Cookie、HTTPヘッダーなど、様々な角度からSaaSを検出。
- 国内SaaSに強い:SiteMiraiZ、ebisumart、aishipRなど、日本特有のサービスにも対応。
- 軽快でローカル完結:検出処理はすべてローカルで完了。外部送信は必要最小限。
- 定義ファイルのカスタマイズ可能:JSON形式で検出ルールを管理。将来的には、GitHubでの共有・拡張も視野に入れています。
使い方(Chrome拡張機能として)
インストール後、対象のWebサイトを開き、拡張アイコンをクリックするだけで検出結果が表示されます。
表示する情報やログ送信の有無なども、オプションから自由にカスタマイズできます。
検出可能なSaaSの一例(随時アップデート)
- CMS:WordPress, MovableType, SiteMiraiZ, ShareWith
- Marketing Automation:KARTE, SATORI, XD.GROWTH
- UGC/SNS:STAFF START, visumo, LEEEP
- SiteSearch:SyncSearch, Mars Flag, GENIEE SEARCH
- ChatBot:ChatPlus, miibo, Chamo
検出の裏側をちょっとだけ
どのように検出しているのか、少しだけご紹介します。
- windowオブジェクトのJSキー(例:
window.Shopify
) - 特定のDOM要素や属性(例:
<meta name="generator">
) - scriptタグのsrcパス(例:
/wp-includes/.*\.js
) - Cookie名や値(例:
sitemiraiz_async_auth_display
) - HTTPリクエスト/レスポンスヘッダー(例:
X-Adobe-Id
)
活用シーンはいろいろ
SaaSチェッカーは、以下のような場面で活用できます。
- 営業活動における顧客調査
- 競合他社の導入ツールを分析
- MAやCDP導入先の候補評価
- セキュリティ・ガバナンス観点での監査
まとめとダウンロードリンク
SaaSチェッカーは、気になるWebサイトの利用してるサービスを手軽に可視化できるツールです。
- 主に日本国内のSaaSを中心に自動で検出
- 検査パターンは外部で管理しており、随時アップデートされる
- Chrome拡張機能として簡単に導入可能
▶ 拡張機能のインストールは
こちらからアクセスして下さい
ぜひ、あなたのブラウザにもSaaSチェッカーを!
※このツールは調査目的での利用を前提としており、取得したデータの取り扱いにはご注意ください。
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