40年来の夢をAIと叶える:コード1行も書かない「バイブコーディング」で挑むRPG開発記

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はじめに

小学生の頃、初めてパソコン(当時はマイコンと呼んでいましたね)と出会ってから40数年。
あの頃、夢中になったRPGの世界。自分でも作ってみたいとドット絵で挑戦するも挫折していったあの日々……。

56歳になった今、ようやくその夢の「入り口」に立つことができました。

開発中のダークファンタジー3DダンジョンRPG『Echoes of Eltnia(エコーズ・オブ・エルトニア)』。そのベータ版ダンジョン「試練の洞窟(β)」がついに形になりました!

しかし、このプロジェクトが本当に世の中に伝えたいのは、ゲームの内容そのものよりも、その「作り方」かもしれません。

衝撃の「ユーザー編集、0行」。あえて1行も書かないという選択。

驚かれるかもしれませんが、このゲームの開発において、私は一度も自分でソースコードを編集していません。

ITが大好きで、ある程度のコードは読めますし、「ここを数行書き換えれば直るな」とわかるときもあります。でも、あえてやりませんでした。小さな色の変更から、複雑なバグの修正まで、すべてを相棒のAI(Antigravity)に「依頼」し、彼に手を動かしてもらったのです。

これは、今話題の「バイブコーディング」を自分なりに突き詰めた結果です。

人間(私)は、難しい構文やセミコロンの打ち忘れに悩むのではなく、「どんなワクワクを届けたいか」というバイブス(熱量・直感)の発信に100%集中する。 実装はすべて信頼できるAIパートナーに任せる。

「もっと迷宮に潜った時の、あのゾクゾクする暗さを表現してほしい」
「レベルアップした時に、何十年も前のあの快感を思い出すような演出に」

そんな、言葉にならない「感覚」をAIにぶつけ、対話を通じて形にしていく。これこそが、私が夢見てきた未来の開発スタイルでした。

AIと二人三脚で創り上げた「自分専用」の開発環境

この開発の凄みは、AIにコードを書かせるだけでなく、「開発するための道具」までも対話だけで作らせてしまったことです。

AIが生み出す約50種の魔物

外部の素材集を探すのでなく、AIと「こんな不気味なやつを出したい」と語り合う中で、その場で生まれたモンスターたち。私の好みを分かってくれている相棒が描いた、世界に一つだけのアセットです。

数分で立ち上がる専用ツール

「もっと3Dダンジョンのマップを簡単に作りたい」「魔法の効果音を作りたい」。そう伝えれば、わずか数分後には専用のマップエディタやSE作成ツールが目の前に現れるのです。これは魔法か!?

0から組み上げた3D描画エンジン

複雑な3D描画ロジックも、探索の核心であるミニマップシステムも、すべて「依頼」という名の対話から生まれました。苦労しましたが。。。

56歳の今だから分かる、AIという「最高の右腕」のありがたみ

気がつけば、この世界の住人も増えてきました。

街の全施設

訓練所、酒場、宿屋、商店、鑑定所、そしてこだわりの強化システムを持つ鍛冶屋。

圧倒的なボリューム

モンスター52種、アイテム70種、魔法34種。

これらすべてが、私のキーボードからではなく、AIとの「バイブス」の交換から生まれました。

若い頃、一人でコードを書いていた時は、バグが出るたびに孤独を感じ、心が折れそうになったものです。
でも今は、階段で変な音が鳴ったり、マップの保存が上手くいかなかったりしても、AIに「これ、困ったな」と相談すれば、瞬時に原因を突き止め、解決策を出してくれる。

一人で作っているはずなのに、隣には常に優秀なエンジニアがいる。そんな心強さが、50代の再挑戦を支えてくれました。

未来へ:夢の続きを、さらに深い場所へ

ベータ版の公開は、私にとって人生の宿題を一つ提出したような、晴れやかな気持ちです。

でも、冒険はまだ始まったばかり。
これからも、私のわがままな(?)バイブスをAIにぶつけ続け、この『Echoes of Eltnia』をさらに深く、面白い世界に拡張していきます。

「コーディングはAIに、クリエイティビティは人間に。」

かつてRPGに魅了されたあの子供たちへ。
そして、今でもワクワクを忘れていない私のようなオジサンたちへ。
夢を形にするのに、遅すぎることはありません。

さあ、共に迷宮の深淵へ。お待ちしています!

ゲームサイト:https://lab.ukkey3.space/ai-lab/Echoes-of-Eltnia/public

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